プロ野球もシーズンオフになったんで、
たまにYouTubeで動画見てると、
魅せる守備をしてるんですよね。
ホームランでメシを食う野手は数あれど、
守備で観客を沸かせる稀有な名プレイヤーでした。
強肩に加え圧倒的な守備藩の広さで、
アウトの山を築く姿は、
当時のダメ虎の中でもひときわ輝いていますね。
犠牲フライのタイミングで、
新庄が守るセンター方向に打球が飛ぶと、
捕殺を期待するファンの歓声が沸き上がってましたね。
その後、阪神タイガースを離れて、
2000年にメジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍。
今度は本場の目の超えたファンを、守備で何度も唸らせます。
ただ、課題の打撃でメジャーに対応できず、
日本のプロ野球に帰ってくることに。
移籍先の日本ハムでは
森本稀哲外野手らとともに行なった、
数々のファンサービスも印象的です。
そんな大スターも、2006年に惜しまれながらも引退。
最終打席は中日ドラゴンズとの日本シリーズ。
男泣きで空振り三振を喫するも、
満員のスタジアムから拍手が鳴り止みませんでした。
この年は、引退が発表された4月から連日新庄の報道が繰り返され、
まさに新庄劇場のシーズンでした。