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最短で中国語会話をマスターするには発音から!

大家好!

こんにちは、半年でHSK6級を取得したチンギス(@beyond_konkatsu)です!

今回から最短で中国語の会話をマスターするための方法を、

シリーズ化して投稿していきます。

 

というのも、僕の妻が転職活動を機に中国語の勉強を開始したので、

妻に中国語を教えるのに合わせて、

ブログにもまとめると、より体系的に進められると思ったからです。

 

中国語の最短でのマスターに向けて、

初期の頃は特に、発音練習を重視しましょう! 

 

今回は現地の方と会話できるレベルになるための

ロードマップを示していきます。

中国語会話マスターには発音から

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中国語会話をマスターするには、とにかくクリアな発音を身に着けましょう!

発音練習は非常に地味なものですが、

土台となる発音が曖昧なままだとどれだけ語彙を増やしても、

中国人とのコミュニケーションは円滑に進められません。

 

中国での語学事情

たとえばこれから中国に駐在する方に知っておいて頂きたいのは、

40代以上の現地の方はほとんど中国語しか話せないことです。

上海で乗ったタクシーの運転手に、

「Turn left,and stop the next corner...」などと

英語で話しても1ミリも理解してもらえません。

 

高度な教育を受けた若い人や外資企業に勤める一部の中国人は、

英語を操りますが、

それ以外はまったく英語が通じないのです。

なぜヘタな発音は聞き取られないのか

これは僕の持論なのですが、

中国語を話す外国人人口が少ないことが影響していると思います。

 

その結果、

外国人が話す訛った中国語というものを、

中国人があまり耳にする機会がないため、

ヘタな発音に慣れておらず理解されにくいのです。

 

逆に英語の場合は、

母国語以外の非常に多くの人が使う世界言語になっているため、

むしろ正しい発音で話せる人の方が少数派なくらいです。

なので英語圏に出掛けても、彼らはそうした訛りのある英語を聞き慣れており、

多少ずれた発音でも理解してくれるのです。

 

こうした違いがあるので、中国語会話のマスターには、

特に発音の習得を重視すべきだと考えています。

発音ベタな日本人はバカにされる

日系企業駐在員の方で発音がヘタな人たちは、

現地スタッフの方々にバカにされている様子を何度も目にしました。

 

中国人の部下に指示を与えたり、間違いを強く指摘する際は特に要注意。

発音が悪いとそもそもの意味を理解してもらえないことに加え、

「なに言ってんのかわかんねぇよ(听不懂)」と、

バカにしたような表情で話を聞き、まったく上司の威厳が保たれません。

クリアな発音を身につける方法

具体的な発音練習の方法はこれから投稿してまいりますが、

もっともオススメなのは、

 

ネイティブの発音を聞く

マネして発音する

自分の発音の録音を聞く

再度ネイティブの発音を聞く

違いを修正してもう一度マネして声に出す

 

という一連のトレーニングです。

 

特に重要なのが、自分の発音を聞いて修正する部分

この作業を繰り返すことで、

中国語のヒアリング力と発音力の両方を鍛えられます。

教材のCDなどを聞いたあとに、

自分の発音をスマホの録音機能使って聞き直せば、簡単に実践できます。

情熱も発音と同じく重要

発音と同じくらい重要なのが、想いを伝えたいという情熱です。

仕事や友人との付き合い、恋愛など、

中国人とのコミュニケーションを取る場面において、

情熱を持って接することが非常に重要です。

 

なぜ情熱が必要か、理由を説明します。

少しでも仲良くなれば家族同然

中国の方とコミュニケーションを取るときに意識すると良いのは、

少しでも仲良くなれば家族同然に扱ってもらえるということです。

逆に、まったく見知らぬ人に対しては、

非常に冷たいというか無関心な態度を取るように感じます。

 

日本人としては「一期一会」という言葉にあるように、

初めて会った人や、今後自分の人生に関わらないであろう人にも、

一定の親切心や礼儀を持って接するのが良しとされる文化があります。

 

ただ、中国は人口が14億もいるため、

多くの無関係な人々に対して愛想を振りまくのは、

あまり現実的でないのかも知れません。

 

しかし、一度でも面識を持ち少し仲良くなった間柄だと、

まるで家族のように厚遇してくれます。

困ったことがあればすぐ助けてくれたり、

頻繁に自宅に招いて食事をごちそうしてくれます。

 

このように自分の仲間だと思ってもらえたら、

日本人では考えられないほどの近い距離で接してくれるようになります。

 

すこし話がずれてしまいましたが、

そうした仲間意識を持ってくれる中国の方々に対しては、

情熱を持って会話をすると応えてくれやすくなるので、

伝えたい想いも大事にしてください。

 

声が大きい

物理的に中国の方々はみなさん、声が大きいです。

その喧騒に負けないくらいの情熱を持ってこちらも会話しないと、

そもそも聞き取ってもらえず、意図を伝えることに至りません。

 

情熱を持って大きな声でハキハキ発音すると、

より現地化されたコミュニケーションを取れるようになります。

 

語彙力は発音をマスターしてから

伝えたい情熱を持ち、

発音をマスターしてから、

語彙を磨いていくと良いでしょう。

発音の土台の上に単語力や慣用表現を積み重ねていきます。

 

このとき日本人がとくに有利なのは、

漢字を見るとある程度の意味がつかめる点です。

中国の常用漢字の半分近くを、

日本の常用漢字がカバーしているとも言われています。

なので、だいたいのニュアンスはつかめる訳です。

 

一方の非漢字圏である欧米系の留学生らは、

漢字は非常に難解で文字を見て意味を理解するのにとても苦労しておりました。

 

こうした事もあり、

語彙力を鍛えていくのは英語学習時と比べてかなり容易にできます。

なので、最優先事項ではありません。

文法は「主+述+目」でOK

発音→語彙力、と積み重ねてから、

文法を学び出す順番で十分です。

なぜなら中国の文法は英語と比べて非常にシンプルです。

 

英語のように動詞が時制に合わせて変化する事もなく、

複雑な前置詞などもありません。

 

基本は「主+述+目」の順番で単語を繋げていけば問題ありません。

もちろん複数の文法を身につけるに越したことはありませんが、

それは時間の余裕ができてからで構いません。

発音が良ければ色々カバーできる

これまで発音を重視して学習すべきと申してきましたが、

それは、発音が良ければ他の要素が足りていなくても色々カバーできるからです。

 

まずは簡単な日常会話から話せるようになると、

自分の発した中国語がローカルスタッフに理解してもらえたり、

タクシーに乗った際のストレスから解放されるのは非常に大きいです。

 

語彙力が少なくても自分の知っていて得意な発音の単語を繋げれば、

なんとか意味が通じます。

そして、彼らの話す中国語のピンインや声調を聞き分けられるので、

聞こえてくる中国語の意味を類推しやすくなります。

 

また、中国人の中において、

クリアで標準的な中国語を話す人というのは、

じつはあまり多くまりません。

これは中国での国語教育の方法に起因するのですが、

20〜30年前まで学校で学ぶ中国語は標準語ではなく、

各地方の方言でした。

全国統一で標準語を使うようになったのは、まだ歴史が浅いのですね。

 

たとえば上海語と広東語はまったく発音が異なるので、

彼らが一堂に会してそれぞれの方言を話すと、

お互いなかなか理解しあえなかったりします。笑

 

そんな中で、日本人である僕がとてもクリアな発音で会話をしていたので、

現地スタッフから尊敬の念を受けることができました。笑

 

一方で、

発音をマスターせずに語彙力や文法ばかり身につけていたら、

文章の読み書きはできるようになりますが、

中国人との会話はうまくできません。

 

滞在先で自分の言葉を理解てしてもらえないというのは、

かなりのストレスになってしまいます。

 

中国駐在員で心が病んでしまう方が多いのは、

慣れない環境・仕事で疲れているところに、

言葉が通じない・聞き取れないストレスが重なることがあります。

 

中国人インバウンド客を見れば分かりますが、

あれだけ大声で集団になってガツガツくる人たちの間に入って、

コミュニケーションが取れないとなると心労の大きさは計り知れません。

 

そうした心の健康を保つためにも発音をマスターすることの重要性をご理解いただけると思います。