婚活の向こう側へ

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441年の歴史を持つ世田谷ボロ市は、特に訪れる価値はない

世田谷ボロ市なる441年も続く蚤の市があるというのを知り、
今日(2018年12月15日)行ってみたので、
さっそくその感想を書いていこうと思います。

結論から言うと、
寒い冬の時期にわざわざ人混みに揉まれてまで、
電車を乗り継いでいくようなものではない。


という、
なんとも身もふたもないオチです。。

 

特に訪れる必要がないと感じた理由に加え、

そもそもボロ市とは?という方向けの

簡単な説明も書いていこうと思います。

 

 

 

世田谷ボロ市とは

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概要

約700店の露店が並び、1日におよそ20万人もの人出でにぎわう蚤の市。

毎年12月(15・16日)と1月(15・16日)の年2回、2日間ずつ、世田谷の代官屋敷を中心にしたボロ市通りで行われます。

 

ボロ市の始まり

安土桃山時代まで遡ります。安土桃山というと、織田信長や豊臣秀吉が政権を握っていた時期です。

当時関東地方を支配していた小田原城主の北条氏政は、天正6年(1578)世田谷新宿に楽市を開きました。楽市と言うのは市場税を一切免除して自由な行商販売を認めるというもので、毎月一の日と六の日に6回開いていたので、六斎市(ろくさいいち)ともいいました。

その後、北条氏は豊臣秀吉に滅ぼされ、徳川家康が江戸に幕府を開き、世田谷城が廃止されると、世田谷新宿が城下町としての存在意義を失い急速に衰えていきました。六斎市は自然消滅して姿を変え、何時のころからか年に1回、年の暮れに開かれる歳の市(市町)になっていきました。

明治の世になって新暦が使われてから正月15日にも開かれ、やがて12月15・16日の両日、正月にも15・16日の両日開かれるようになり現在に至ってます。

「ボロ市」の名の由来

戦国時代に楽市として世田谷新宿に開かれた市は、徳川時代になって市町(いちまち)という名のもとに歳の市として開かれていましたが、明治20年代になって古着やボロ布の扱いが主流となりました。いつしか農機具や正月用品が主だった「歳の市」は、その実態に合わせて「ボロ市」と呼ばれるようになりました。

正式な名称となったのは第二次世界大戦後からですが、既に明治の終わり頃には世田谷の「ボロ市」が定着していました。

 

(話題の世田谷区HPより抜粋、一部加筆修正)

 

といったもので、大変歴史のあるイベントです。

 

場所

 

東急世田谷線の世田谷駅と上町駅の間で行われています。

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東急世田谷線というのに今回はじめて乗車しましたが、

2両編成のこじんまりとした電車で、

世田谷のまちなかをゆっくり走るのどかな路線でした。

 

開催日時

毎年1月15日・16日と12月15日・16日の9時~20時。

 

 

以上のように世田谷ボロ市とは、安土桃山時代から400年以上続く、

非常に歴史ある趣深い蚤の市です。

 

 

では、そんな歴史あるボロ市なのに、

なぜ訪れる価値がないのか?

 

身もふたもないことを書き連ねていきますが、、、

 

そもそも

魅力を感じなかった

からです。

 

安土桃山からの由緒ある歴史などは特に感じられなかったですし、

これといった掘り出し物や欲しいものにも出会えず。

 

「441年の歴史を持つ蚤の市」

というと、非常に聞こえは良いですが、

言ってしまえば

ちょっとでっかいフリマ

な訳ですよ。

 

「魅惑のおじさんキラー女子」

も、実のところは

「若い男子に相手にされないちょいブス女性」

というのと、なんだか似た構図ですね。笑

 

話をもとに戻すと、

安土桃山時代を感じさせるような催しもなく、

道路の両サイドに各々が露店を出し合う雑多な空間が広がる、

というのが世田谷ボロ市の実態でした。

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唯一露店で売られているものの中で思わず目を引かれたのは、

明治時代の書籍を販売している店くらいでした。

古文書マニアにはいいのかもしれません。

 

ただ、他に販売されているのは、

取るに足りない古着や着物・日用品、

陶器市の二番煎じのような食器類、

やたら値が張る多肉植物や飲食物...etc

といったところでした。

 

正直どれも微妙でした。

いずれも専門店のクオリティには到底かなわない

コスパのものばかりで、

ここで買う必要性を全く感じませんでした。

 

 

見て回るのもストレスフル

 

買いたい物がなくても、

ウィンドウショッピングだけでも楽しめるんじゃない?

と期待しているあなた。

(まさに昨夜の僕ですがw)

 

それは大きな間違いです。

 

人混みMAX

 

なぜなら、ボロ市通りが人でごった返しているからです。

 

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僕たちは朝の9時半くらいには会場入りしたのですが、

その時点ですでに人だかり。

歩くのにもガシガシ他人とぶつかるし、

ゆっくり店先の商品を眺めるのもままならない状態。

 

冬の露店は寒い

 

さらに、すべてが屋外の露店なので、

12月・1月だと、まぁ寒いわけです。

寒さに耐えながら、さほど魅力的でないものを、

人混みに揉まれながら見て楽しむことはできるでしょうか。

 

僕にはそんな余裕ありませんでした。笑

 

場所が不便

 

開催場所で触れましたが、

東急世田谷線の世田谷駅が最寄りです。

なので近隣住民以外は、

少なくとも三軒茶屋で1回乗り継ぐ必要があります。

 

わざわざ乗り換えてまで来る必要はないなぁ~

というのが結論ですね。

 

 

人気の代官餅は長蛇の列

 

最後に、

「ボロ市といえば代官餅」

と言われるくらい、人気のお餅があります。

代官餅といって、

このボロ市期間の4日間しか販売されないものだそうです。

 

世田谷線上町|2018年1月13日|出没!アド街ック天国|毎週土曜9時|テレビ東京

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じゃあせっかくだし買ってみようかとなったのですが、

アド街ック天国でボロ市が特集された影響もあるのか、

9時40分に訪れた時点で長蛇の列…

 

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ためしに並んでみましたものの、なかなか進まず、

おそらくお餅にありつくのに1時間は掛かりそうだったので、

即、断念しましたね。

 

だって冬空のもと、

600円ほどのお餅を買うために1時間も費やしてはいられませんよ。。

だったらカフェであったかいコーヒー飲んで本読んだり、

嫁さんと旅行の計画でも立てとくって話です。

 

まぁそれでも多くの人が買い求められていたので、

冬の風物詩的な感覚をお持ちの方も多いのかもしれませんね。

餅だけに。

 

 

といったように、

僕が感じた特に訪れる価値はない理由を、書き連ねていきました。

 

ただもちろん、

人によっては欲しい商品が見つかるかもしれませんし、

雑踏に揉まれて賑やかな雰囲気を味わいたい人にとっては、

楽しめるイベントかもしれません。

 

僕は決してオススメしませんが、

こうしたハードゲームを楽しめる方や、

現場を実際に感じてみたい方は、

明日や、来月もやってますので一度訪れてみてください。笑

 

また、中古品などを正しく目利きできて、

転売などに活かせる人なら、

行く価値アリかもしれません。

 

以上、身もふたもない話でした。