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マンションデベロッパー10選! | 各デベロッパーごとにブランド展開

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さて、絶賛マンション探し中のチンギスですが、物件を検索しているとブリリアとか、パーク●●など、マンションにもブランドが数多く存在しており、それぞれに特徴があることが分かってきました。

そこで、今後の物件探しの一つの目安にすべく、有名所のマンションデベロッパーを10社選び、それぞれのブランドについてまとめていきます。

1.三井不動産レジデンシャル(パークタワー、パークコート等)

まずはデベロッパー業界で最大手の三井不動産。

展開する主なブランドはパークタワー、パークコート、パークマンション、パークホームズ等。

最大手だけあって僕も大体のブランドは聞き馴染みがありました。

在京メディアではよくCMを目にすることがありますね。

ブランドの使い分けとしては、以下の通りです。

  • パークホームズ:供給数が最も多いスタンダードな基幹ブランド
  • パークコート:都市型立地の高級感があるブランド
  • パークマンション:立地・外観・設備など最上級ブランド
  • パークシティ:非常に規模が大きな物件
  • パークタワー:いわゆるタワマン
  • パークリュクス:DINKSや単身世帯向けの、都市型で高利便性マンション

ブランドごとに細かくターゲティングするなど、戦略を使い分けているんですね。

コンセプトもそれぞれ違っており、

たとえばパークホームズは「これまでも、これからも」ですが、

最高級ブランドのパークマンションでは「都心の一等地に、日本が世界に誇れる最高級のマンションを」という、かなり毛色の違うものとなっております。

分譲マンション|すまいについて|三井不動産レジデンシャル株式会社

また、三井不動産本体は総合デベロッパーなので、マンション部門以外にも東京の日本橋などの街を開発したり、三井アウトレットパークを展開しております。

2.三菱地所レジデンス(ザ・パークハウス、ザ・パークハウスグラン等)

三菱地所のマンション部隊、三菱地所レジデンス。

さきほど述べた三井不動産のパークタワー等と同様にブランドの冠に「パーク」がつくのでよく混乱していました。笑

いまは中谷美紀さんのTVCMで馴染みが出てきたので、ブランド区別できるようになっています。

三井不動産レジデンシャルは複数のブランドを使い分けていますが、三菱地所レジデンスは基本的にはこの「ザ・パークハウス」の一本足打法。

ブランドコンセプトは「一生ものに、住む」。

良質でかけがえのない住まいを提供するという三菱地所レジデンスの意志の現れです。

 

なお、聞き馴染みはありませんでしたが「ザ・パークハウスグラン」というブランドもあり、こちらは日本に4軒しかない超高級ラインだそうです。

東京の千鳥ヶ淵などにあり、単身世帯向けの部屋でも1億円以上すると言われており、一般庶民の手に届かないブランドです。

三菱地所レジデンスの住まいのギャラリー【ザ・パークハウス】

三菱地所自体は、東京丸の内エリアの開発など、総合デベロッパーとしての実績も非常に豊富ですね。

3.住友不動産(シティハウス、シティタワー、グランドヒルズ等)

1976年に与野ハウスとして、実は日本初のタワーマンションを企画したデベロッパーです。

東京の地下鉄広告で「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」というコンセプトを謳っているのを目にしたことがありますが、コピーライティングの中にカッコ書きが2個もあるってどうなんだ?とセンスを疑ったことがあったのでよく覚えています。

ブランドごとの棲み分けは以下の通りです。

  • シティハウス:都市型マンションで、駅やビジネス拠点などへのアクセスの良さが特徴
  • シティタワー:シティハウスのタワマン版
  • グランドヒルズ:スミフ(住友不動産)最高級ブランドで、限られた高級エリアにしか立地していません
  • ドゥ・トゥール:「そこはもう、別世界」と謳うだけある、共用空間にもかなりこだわったタワマンシリーズ

ブランド整理はこれくらいですが、僕個人としてスミフのHPには、三井や三菱と比べて、ちょっと軽い印象を感じております。

三井はそれぞれのブランドごとのコンセプト紹介をきちんと行っておりますが、スミフはHP上ではあまり明確化していませんしね。

ブランドをどこまで大事にしているのか、という意識の違いかもしれません。

住友不動産のマンション 物件総合サイト|新築マンション・分譲マンション

4.野村不動産(プラウドシティ、プラウドタワー、OHANA)

「何十年先も世界一の時間をお届けするために」がコンセプトのプラウドシリーズ。

強気な値段設定で知られているようで、これからいくつか物件を見ながら噂の程を確かめていきたいと思います。

プラウドシリーズの特徴は一気通貫体制にあり、マンション用の土地取得から、建築・販売・管理までを一本化しております。

その中でプラウドタワーは、その名の通りタワーマンションで、プラウドシティはそれ以外のマンションと捉えて良いでしょう。

これら2ブランドは高級路線を採っておりますが、野村不動産のファミリー向けブランドとしてOHANA(オハナ)も取り扱っており、幅広い客層を取り込んでいます。

HPでは「プラウドの思想とは」といったようなブランドに関する説明が多く見られ、こだわりの強さを感じます。

しっかりとブランドを育成しようという意識の現れなのでしょう。

プラウド-PROUD-野村不動産の新築分譲マンション、新築一戸建て

5.東京建物(ブリリア)

「NEW LUXURY RESIDENCE」をコンセプトに掲げて「得がたい心地よさ」の提供を目指しています。

単なる高級なマンション作りへのこだわりを持つだけでなく、防災対策にも注力しており、Brillia防災ガイドブックはグッドデザイン賞も受賞したことがあります。

また、東京建物という社名からも理解できますが、首都圏中心に展開しているので、西日本の方にはあまり馴染みのないブランドかもしれません。

僕も東京に出てくるまでは目にすることはありませんでした。

《公式》東京建物の新築マンション・分譲マンション『Brillia』(ブリリア)

6.東急不動産(BRANZ)

こちらも首都圏や東急沿線を中心に展開しているブランドになります。

母体が鉄道会社の東急なので、基本的には東急の駅を中心として街のブランド力全体を上げていくための一手としてマンション開発を行っておりますが、

神楽坂や豊洲・北千住など東急沿線ではないエリアでも展開しております。

コンセプトは「人生を極める住まい。」

各社、本当に思考を凝らしてコピーを考えてきますね。

また、東急グループは新電力の事業者にも名を連ねているため、東急沿線のBRANZに住みながら、電気も東急のお世話になる、

という東急抱え込み戦略をとっているようです。

新築マンション・分譲マンションなら東急不動産の住まい[BRANZ(ブランズ)]

7.大京(ライオンズ、サーパス)

「これからも、ずっとあなたと」がコンセプトで、ライオンの像がマンションのエントランスに建てられていることでも有名なライオンズブランドですね。

ブランド自体が30年以上も続いているので、中古マンションでは築古物件もヒットすることが多いです。

ライオンズでは住宅性能評価書の取得を進めており、新築住宅の性能を公平な立場で評価・表示した書面を公開している物件が多く、客観的に見れるのがポイントですね。

【公式】新築マンション・分譲マンションの購入なら大京の『ライオンズマンション』

サーパスは、昔、オリックスの二軍のスポンサーをやってたブランドとして全国民に馴染みがあることでしょうw

8.新日鉄興和不動産(リビオ、グランリビオ、リビオレゾン)

リビオは首都圏中心に展開しているブランドで、物件探しをするまで聞き馴染みがなかったです。

「日本の住まいに、安心と先進を」がコンセプト。

ブリリアやパークシティなどの高級路線と比べると、どちらかというとファミリー向けのブランドイメージです。

そうしたリビオのアッパーな位置づけとしてグランリビオが展開されております。

また、リビオレゾンでは都市型のコンパクトマンションを手掛けており、1Kから2LDKの間取りが中心のブランドとなっております。

首都圏 | 日鉄興和不動産 住まいサイト

9.大和ハウス工業(プレミスト)

住まう方々が思い描く多彩なライフスタイルにお答えするために生まれたブランド、ということで、明確なキャッチコピーのようなものはないようです。

大和ハウスは、もともと「ダイワハウス」で知られる戸建てのハウスメーカー。

戸建ての方はダイワマンというキャラを使ってブランド浸透を広めておりますが、

マンションは全く別のプレミストという名前でブランド展開しております。

ハウスメーカーとしてのこれまでの実績を生かして、快適性や安全性を高めたトータル価値の高い暮らしを届けることが特徴。

PREMIST - ダイワハウスの分譲マンション 

10.阪急不動産(ジオ)

関東ではあまり馴染みがないブランドですが、関西の電鉄系では高級路線を取る阪急電車を母体に持つ不動産会社です。

そんな阪急不動産が展開するのがジオブランド。

「品と質。その、頂へ。」という、なんとも、句読点の、多い、キャッチコピーを掲げる、geoブランド。です。笑

もともとは関西の阪急沿線を中心にまちづくりを行いながらマンション展開をしておりましたが、

近年では首都圏への展開も積極化しており、ジオ勝どきや、高級路線のジオグランデ元麻布などのマンション実績があります。

ブランドコンセプト | 阪急阪神不動産のマンション〈ジオ〉

マンションもやはりブランド戦略が重要 

ここまで10の有名デベロッパーを紹介してきましたが、それぞれ似たようなマンションを展開しているのかと思いきや、

実は個性のあるコンセプトやキャッチコピーを掲げながら他社・他ブランドとの差別化を図っております。

そうした中で、我々消費者のマインドに「〇〇というマンションブランドは安心できる・資産価値が落ちない・豊かな生活ができそうetc」といったブランドイメージを抱かせることで指名買いにつながるわけですね。

これはマンションだけに限らずあらゆる商品と同様に、ブランド戦略の重要性を改めて感じました。

もちろん、有名デベロッパーのブランドマンション以外でも十分素晴らしい物件はたくさんありますので、

ブランドはあくまでも一つの参考指標として、これからの物件探しに活かしていきたいと思います。